海ときどき山、ところによりキャンプ

オヤジの緩いアウトドアライフ

またまたアジ釣り 久能沖

 静岡界隈ではアジと言えば由比・倉沢のアジがブランド化していますが、静岡の久能から大谷の沖にかけて釣れるアジも負けず劣らず美味しいと思っています。冷凍ストッカーの在庫消化が進んだので、10月29日(日)、またまた清水港から久能沖にアジ五目で出船しました。

 

 前日午後までは天気も海況も予報良く絶好の釣り日和かと思っていましたが、夕方から怪しくなり静岡県中部のみ午前中一時雨の予報に変わりそして・・・3時50分に家を出た時には雨が降り始めており時折遠くで雷鳴も聞こえていました。4時30分出船、稲光も光り出し雨も強くなった中、カッパを被って小さくなった私を乗せて船はゆっくり久能沖のポイントに向かいます。5時過ぎにポイントに着くと雷は遠ざかっていましたが雨は本降りのまますぐに釣りを開始、オキアミ餌の天秤仕掛け、80号カゴ釣りです。

水深75m位で棚は底から8m、底に着けてから5m上げてコマセを振って3m上げます。この辺りはアジ五目とはいってもアジも大型狙い、タイも一緒に狙うので、ハリス4号・4.5mの2本針です(普通アジ釣りの仕掛けといえばハリス2~3mも多いですよね)。

このポイントでは2投目に40㎝、3投目に35㎝のアジを釣り上げ期待しましたが、それ以降は釣れ続かず釣れても外道ばかり、2時間ほどで水深120mのポイントに移動しました。そこでもポツリポツリで更に130mのポイントに移動し、サイズは小さくなりましたがようやく数が出るようになりました。タイは全体を通して単発であがり、私は2番目のポイントで50㎝、3番目のポイントで40㎝を釣り上げました。このポイントを最後に10時30分沖上り、私の釣果はアジ11匹(40㎝~25㎝)、タイ2枚(50㎝、40㎝)、外道少々(カイワリ、サクラダイ、イトヨリなど)、

船中は6人でアジ50匹、タイ9枚という結果でした。欲を言えばもう少し大アジを釣りたかったですね。

雨は釣り開始から小一時間で上がり焼津から富士、伊豆半島まできれいに見えだしましたが、予報より風があり大潮だったこともあって船が流され、1投から2投ごとに流し直す釣りでした。

雨が上がり雲が切れだしました 竿先を見つめます

 今回最初の1時間と最後の1時間、長さは4.5mですが3本針の仕掛けでやってみました。水深が深いので2点掛けを狙のと、針の1つにアジング用のワームを付けて釣ってみるためです。餌保ちも良くなるしアジングで釣れるなら天秤仕掛けでも釣れるに違いありません。

結果は合格・・・?、2匹ほどワームを喰ってくれました。11匹中2匹なら上出来ですよね。次回もこれで釣ってみようかな。

天秤仕掛けにアジングのワームをつけてみたら・・・

 厚かった上空の雲も時計が進むにつれ青空が覗き出しましたが富士山だけは姿を隠しており、沖上りの1時間くらい前にようやく裾野の方から姿を見せ始めましたが、残念ながら青空をバックに白く冠雪した全身は最後まで見せてくれませんでした。

晴れてきました いろいろな形の雲が見えます

雲の下伊豆半島も良く見えます

左はショアジギングのメッカ吹上浜ですが風が強いためか人がまばらでした

朝、清水港に入港して行く大型客船が見えましたが、遠くて写真は撮れませんでした。また帰港時には出港して行く大型車両運搬船を見ました。後で調べてみたら客船は「スターブリーズ」という13000tonの、車両運搬船「神北丸」という12400tonの船でした。清水港を母港としている地球深部探査船「ちきゅう」も定位置に係留されていました。清水港に戻る途中の風景です。

それでもここまでは姿を見せてくれました

富士山と神北丸12400ton

富士山と清水港のキリンたち

「探査船ちきゅう」も定位置にいました(左端)

釣果その1 アジたち

釣果その2 タイたち