海ときどき山、ところによりキャンプ

オヤジの緩いアウトドアライフ

私のキャンプスタイル1 テント

いろいろなキャンプスタイルがありますよね。ソロキャンのテントだけを見ていても皆さん様々なテントを使っています。座り方もハイチェア、ローチェア、地面座り込み型・・・。皆さんそれぞれのスタイル、主義が感じられてとても面白く、参考にもなります。

  私はテント泊登山では登山用ソロテント(ライペンエアライズ)を使いますが、キャンプ場のソロキャンではパップテントを使っています。はじめは登山用テントと小型のタープ、地面座り込みでやっていましたが、テントが狭く火にも弱く、いろいろ考えた結果タープなしでパップテントとローチェアの組み合わせに替えました。テントはFIELDOORのT/C製(ポリエステル/コットン混紡)、ローチェアはワークマンです。

  FIELDOORのパップテントは6角形でそれぞれの角にファスナーがついていて、サイトの状態や風向き、太陽の向きに合わせて自由に開閉ができます。私は通常消灯までは130cm位のポール2本を使って前幕を上げてタープ代わりにしていますが、前幕の下でローチェアでゆったり座れます。T/C製で他の素材に比べ火に強いので、雨の日は火勢を小さく保ちながら前幕の下で焚き火をすることもあります。また別売りのサイドシートを取り付ければ前幕を上げてもその両脇を塞げるため、風よけ、日差しよけもでき、多少テントが立て込んでもある程度人目もよけることができます。

  私は通常地面に直接FIELDOORのローコットをおいて寝ていますが、1人分のメッシュ付きのインナーテントもついており、虫や隙間風が気になる人はその中で寝れば安心ですし、ローコットならインナーテントの中に入れることも可能です。テントはローコットなら2台並べるだけの広さはありますから、荷物が少なければ2人で寝ることも可能です(6角形なので2台置いても頭上と足下に若干荷物を置けるスペースが残ります)。

  もちろんネックもあります。最大のネックは重いこと、T/C製なのでまず生地自体が重く、さらにスチール製の二股ポールが両サイドにあるので総重量約7.5kg、別売りのサイドシートや前幕を上げるためのポール、を含めると8kgを超えます。ペグを鋳造に替えると9kgも超えるでしょう。ですから車でなければ無理、これを担いで長距離を歩く気にはなりません。

 またスカートもついていますが四隅が浮いて隙間ができやすいこともネックです。私は換気口と考えることにしており、厳寒期でもシュラフとマット、着衣で工夫して外気温-10℃くらいならローコット地面直置きで過ごしていますし、虫の時期は防虫剤をフル活用しますが、寒さに弱い人、虫が苦手な人は要注意です。

[rakuten:okajima0202:10209489:detail]

私のキャンプスタイル

 私にとっては短所より長所の方が勝っており、パップテントで満足しています。