
紅葉の瑞牆山
11月最初の土日、紅葉真っ盛りの瑞牆山(標高2230m)に登ってきました。瑞牆山は独特の山容でアプローチしやすく日帰りできる山ですが、途中の富士見平小屋に良いテント場があるのでもちろんテント泊。
9月に登った編笠山も直前に通過した台風にやきもきさせられましたが、今回も2、3日前まで悪かった予報が直前に土日晴れマークに変ったものの金曜は夜半まで雨の予報で実際に強い雨、不安に思いながら24時過ぎに雨の中を出発、中部横断道を走行中に雨も止み、登山口に向かう林道の路面はいかにも激しい雨だった様子でしたが、2時過ぎに登山口の瑞牆山荘前に着いた頃には星空になっていました。

雨上がりの路上には落ち葉や小枝が散乱
登山口の無料駐車場に車を停めて仮眠、到着時は駐車スペースの1/3程度だったのが、6時半に起きた時には9割方埋まった状態でした。
日の出前から登りだす登山者も多くいましたが、コチラは日帰りコースを1泊2日で楽しむのんびり派、時間を逆算し、菓子パンを齧って8時半に登山を開始、開けた気持ちの良い林の中を紅葉を楽しみながら登り、展望台を経て9時20分に富士見平小屋に到着しました。

登山口の無料駐車場、右奥に登山口があります

こちらは瑞牆山荘前の登山口、右奥が無料駐車場

登山口のすぐ脇に鹿が一頭出てきていました

人を怖がる様子もなく朝食に夢中

登山口辺りは紅葉のピーク

駐車場からの登山口、すぐに山荘前からの登山道と合流します

最初は散歩道のような登山道も・・・

直ぐに勾配が上がって登山道らしくなってきます

紅葉の中を40分ほど登ると・・・

正面に瑞牆山が現れます 富士見平小屋まであと少し

でも一番高いところがピークではありません ピークは後ろに隠れています

富士見平小屋に到着
小屋でテント泊の受付を済ませてテントを設営(天泊料は1000円から2000円に上っていました)、コーヒーを飲んで一休みした後、荷物をデポして10時半に山頂に向けて出発しました。
小屋は瑞牆山の隣の飯森山の中腹に建っており、飯森山を巻くように歩いた後一度下って天鳥川の源流部を渡り、瑞牆山に取り付きます。取り付いてすぐの桃太郎岩、大きな一枚岩の鎖場、登山道を塞ぐようなゴーロ、いきなり頭上に現れる大ヤスリ岩など、見ごたえも登りごたえもあって飽きません。途中下山して来た千葉県の高校登山部やワンゲル部5~6校とすれ違い、少し時間を取られましたが、実質はほぼコースタイム通り12時過ぎに山頂に到着しました。

瑞牆山に向かう登山道

飯森山のコメツガの森の中を巻いて・・・

一度大きく下り天鳥川を渡った後、瑞牆山の登りに入ります

天鳥川を渡ってすぐに、桃太郎が割ったといわれる「桃太郎岩」

大きな一枚岩の鎖場や・・・

階段がつけられた表面を水が流れる岩盤などを越えて

高校登山部とすれ違い待ちの名目でしばし休憩

瑞牆山はここからが本番

大ヤスリ岩が頭の上にそびえています

大きな岩を乗り越えたり回り込んだり

ふと振り返れば遠くに富士山

大ヤスリ岩を見下ろすようになれば山頂はすぐそこ

山頂・富士見平コース・黒森コースの分岐

この梯子を越えれば山頂

➡ この先山頂
大きな岩塊でできた山頂は登山者のグループで混雑していました。決して広くはありませんが、東の金峰山~富士山~南アルプス~西の八ヶ岳・北信濃の山々まで広く見渡せます。この日は雪化粧した富士山が姿を見せていました。南アルプスや八ヶ岳は頭に雲を被っていましたが眼下の山々は紅葉の盛り、大ヤスリ岩越しに見下ろす景色は迫力があります。
気温は10℃、晴れていましたが風が冷たかったので、岩棚から下がった林の中の陽だまりで豆大福とコーヒーで一休み。1時間ほど過ごして下山を開始しました。

瑞牆山山頂

金峰山と富士山

八ヶ岳は雲がかかっていました

この景色を見るために登ってきたようなもの

南アルプスにも雲がかかっていました

しばし山頂からの景色を堪能

陽だまりの落ち葉のクッションの上で山コーヒータイム
下山は慎重に、岩の上を降りるので滑らないようにするのと足腰への負担を考えて。ピークを過ぎているので登ってくる登山者も少なく順調に下り、1時間ほどで富士見平小屋に戻りました。天鳥川を渡ってすぐは疲れている時には地味にきつい登りがありますが、短いので頑張って。

下りは慎重に

慎重の上にも慎重に

飯森山から垣間見た瑞牆山

富士見平小屋に戻ってきました
テント場は色とりどりのテントが増えて随分賑やかになっており、新たに到着して設営する登山者も途切れません。小屋のHPには250張OKと書かれていますが、小屋から下の傾斜の緩い斜面に伸びており、確かにその位張れそうな広さがあります。適度な日差しと適度な木陰がある開けて明るい林の中で、地面も柔らかく比較的平坦でとても良いテント場です。下にいくほどトイレや水場からは遠くなるが静かになる、そんな感じです。遅い昼食とコーヒータイム、午後をのんびり過ごしました。

富士見平小屋

小屋の前から見える富士山、富士見平の所以です

居心地よさげで広いテント場

今日のホテルです

小屋の周りの紅葉は少しピークを過ぎたくらいか・・・
晩飯はクッカーで白米を炊いて、レトルトの鰯の味噌煮とスパムを焼いたおかず。登山口から近いテント場なので鍋を囲んでワインを楽しんでいるグループもいました。
テント場の消灯は20時30分、24時の気温2℃で早朝5時は0℃、月と満天の星がきれいでした。
翌朝も晴れ、富士山もはっきり見えました。富士見平小屋から登る山は主に2座で往復3~4時間の瑞牆山と7~8時間の金峰山。小屋の朝は早く特に金峰山に向かうため4時に起きて5時には出発する登山者も。また3連休の中日で朝早くから登ってくる登山者も多く、小屋前もテント場も賑わっていました。私も7時から撤収準備、8時にテント場を出て9時には駐車場に戻りましたが、無料駐車場はもちろん瑞牆山荘に至る道路も両側に路上駐車の列が1㎞以上続いていました。
下る途中の本谷川の紅葉もきれいでした。本谷川沿いの増冨ラジウム温泉の立ち寄り湯がお気に入りなのですが、ただ今改修工事で休館中なのは残念。茅が岳広域農道沿いのリンゴ園でおみやげの富士と王林を買って帰りました。
韮崎ICから中央道に乗り中部横断道を走って12時前に帰宅、天候に恵まれたし、紅葉はきれいだったし、良いテント場だったし、良い山行でした。

夕焼けもきれいでしたが、テントにピントが合ってしまいました

テント場の夜景?

向こうは八ヶ岳です

しばし紅葉の写真 その1

その2

その3

その4 瑞牆山荘と増冨温泉の間の本谷川の紅葉

その5 瑞牆山荘と増冨温泉の間の本谷川の紅葉
標高
瑞牆山 2230m
富士見平小屋 1815m
登山口(富士見平口) 1500m
ルート定数 歩行距離 登り累積 下り累積 コースタイム
往路 14.4 2.6km 847m 133m 2.8hr
復路 6.5 2.6km 133m 847m 2.2hr
計 20.9 5.2km 980m 980m 5.0hr
※富士見平小屋を経由地として登山口ー山頂間の計算値