海ときどき山、ところによりキャンプ

オヤジの緩いアウトドアライフ

花見は花菖蒲と紫陽花

 6月2日(日)は遊びに来た知人たちを連れて花見に・・・と言っても桜ではなく花菖蒲と紫陽花です。

掛川市の外れ、第2東名高速を使って静岡市から車で1時間弱、森掛川ICから5分、東名高速掛川ICからなら30分程のところに「加茂荘花鳥園」という施設があります。

山を背にした古い大きな庄屋屋敷の前に広がる広い庭一面に花菖蒲と紫陽花が植えられています。花菖蒲は4月下旬から6月下旬、紫陽花は5月中旬から6月末ということなので、まさに今が最も見頃。入園料も4月下旬~6月下旬は大人1人1500円、他の時期は1000円でしたから花が少ないのかもしれませんね(施設の中にある温室では年中花が咲いていますが・・・)。

以前は多種のフクロウも飼育展示していましたが、今は系列施設の「富士花鳥園」に移されてしまっていました(ちなみに同じ掛川市内の「掛川花鳥園」は、以前は同系列でしたが今は別経営とのこと、ということは富士花鳥園掛川花鳥園も関係がない!?)。

花菖蒲も紫陽花も施設で品種改良もしていて、花の色も形も大きさも様々な品種が植えられていて見飽きません。花菖蒲は約600品種50万本が植えられているそうです。紫陽花も本数は少ないですが多種多様の花が咲いています。何より広々していて静かで気持ちが良い。小雨の日に傘を差しながら歩くほうが絵になるかもしれません。カップルなら相合傘でね。

桃山時代から続く庄屋で江戸自体中期に建てられたという屋敷も中を見物できますが、屋敷の規模もいかにも「豪農」という感じ。小さな子供は飽きてしまうでしょうし1日過ごせるところではありませんが、大人が2~3時間ゆったり過ごすには丁度よく、中で喫茶、軽食や食事もできるのでお勧めスポットです。