海ときどき山、ところによりキャンプ

オヤジの緩いアウトドアライフ

西湖に釣り&キャンプに行ってきました2

14時30分に納竿、釣りはヒメマス10匹、ワカサギも10匹で残念な結果でした。次はキャンプです。

キャンプの受付は朝済ませているので釣り宿に帰艇と釣果を伝え、今夜は2組だけということで車でサイトに登りました、と言ってもサイトは釣り宿の裏山の斜面を7~8m登っただけのところです。

 

林間サイトですが、西湖に向かって少し開け、朝陽も当りやすい場所にテントを設営しました。もう一組は父親と息子らしい2人組で釣り客ではなさそうでした。

くつろぐ準備が整ったので、まずはコーヒーから。まだ陽は高く鳥たちのさえずりと遠く子供たちのはしゃぐ声が聞こえます。隣のキャンプ場では中学生が林間学校をやっていました。

こんな感じでキャンプします

 今日もパップテント、ローコット、ローチェア、ウッドストーブの組み合わせです。

パップテントはソロ用でも大きく重いですが、6面にファスナーが付いていて自由に開け閉めができ、ポールで上げた前幕のしたにローチェアをおいて座り込めばタープ不要です。夜はテント内に全ての荷物を引き込めます。ただポリコットン製で重く車で行くキャンプにしか使えないのが欠点ですが、前幕のすぐ先に焚き火台やウッドストーブを置くには耐火性のあるポリコットンでなければだめでしょう。雨が降ったら前幕の下に火勢を抑えてストーブを引き込むこともできますし、開口が広いのでテント内に煙が立ち込めることもありません。別売りのサイドシートを張れば正面だけが大きく開らき、ソロキャンパーには居心地が良いテントになります。サイドシートを付けたまま前幕を下ろしてテントを閉じることもできます。

ローコットなら入るサイズのインナーテントもついていますが、面倒なのでほとんど使わず、冬でも地面に直接ローコットを置いています。寒さよりは狭いインナーテントの中の結露の方がいやなので。また荷物を引き込みテントを閉じた就寝前の時間、コットに腰をかけて過ごすこともできますから。

ローチェアはワークマンで見つけました。座面の高さがパップテントを使ったソロキャンには抜群にマッチしています。なにより安くて最高です。

テントの中

くつろいでます

 虫が気になりだす季節で、床のないパップテントは飛行性の虫だけでなく歩行性の虫に対するケアも必要です。毎回前幕のすぐ前で焚き火をしてテントの中も燻されているからか、林間サイトでも、以外にもこれまでテント内で虫が気になったことはありませんが、撤収時にテントの外側のファスナーカバーの下に小さなムカデやハサミムシが潜り込んでいるのを見つけたこともあります。

蚊取り線香も狭いテント内では結構強烈ですからテントの外に吊るし、テント内はスプレー式の忌避剤を設営直後に噴霧していますが、今回思いつきでもう一工夫してみました。

パップテントは、面と面の合わせ目の下が浮いて隙間ができやすくなっているので、そこにホームセンターで買った虫よけゲルボールを小分けして100均で買った紙製の茶漉し袋に入れて置いてみました(ハッカの香りです)。その成果か他の成果か、たまたまか、今回テント内で虫を見ることはありませんでした。虫よけのゲルボールはもう少し検証をしてみたいと思います。

除けゲルを置いてみました

陽のあるうちに夕食の準備を始めます。釣りキャンなので今夜のメニューはヒメマスの塩焼きとワカサギのペペロンチーノです。まずはヒメマスは塩でぬめりを取りワタを取って竹串に刺し粗塩を振って、ウッドストーブの周りに立て並べて焼きます(19φのウッドストーブには市販の長めの竹串でも短いので、自分で割って削りました)。振り塩は思った以上に多く付いて塩辛くなってしまうので注意。

ヒメマスを焼きます

ワカサギも塩でぬめりを取り、腹を軽く指でしごいて肛門から残った糞を抜いて洗えばOKです。

オリーブオイルで軽く炒めておき、パスタを茹でます。パスタは3分とか5分とかの早茹での乾麺が便利ですね。半分に折れば丁度良くメスティンに入り、時々かき混ぜてやればくっつかずに茹でられます。2合用のメスティンなら乾麺150gでも茹でることができます(パスタは1人前乾麺100gと言いますが私には物足りなく、いつも150g茹でます)。また炊事場のあるキャンプ場はゆで汁を捨てられるので良いですね。山のテント場ではできません。

麺を茹で上げ湯切りをしたら市販のペペロンチーノソースとワカサギと軽く炒め合わせれば完成。私はソース1食分でも充分ですが、味が薄く感じる方は少し塩コショウを足しましょう。これにカップスープでもつければソロキャンには十分なメニューです。じっくり焼いたヒメマスは、頭から丸ごと食べられます。大きめのワカサギは塩で焼いてもうまいです。私は酒が飲めませんが、このような時ばかりは酒が飲めたらな~と思います。

ペペロンチーノもできました

夕食の片付けをしたらあとは寝るまで焚き火を楽しんで再びまったり、コーヒーを飲みながらただ炎を眺めたり、好きな音楽を聴いたり、対岸の焚き火やテントの小さな灯りを眺めたり、星空を眺めたり・・・・この時間が良いですね。

コーヒーはドリップパックも使っていますが、この時間は豆をミルで挽いて楽しみます。少し高価な豆を1杯分ずつ小分けして(たっぷり目に15gずつ)真空パックして冷凍庫で保存しておき、必要な分を持ってきます。雰囲気もプラスして挽きたてが更に美味く感じます。・・・・10時過ぎにテントを閉じ、11時就寝。

 

朝は5時に目を覚ましました。5時半にシュラフから抜け出し、テントの前幕を上げます。予報に反して雲が重い感じですが、西の空は明るく雨の心配はなさそうです。鳥の声を聞きながらまずはモーニングコーヒーを楽しんでいると雲が切れ朝陽も当り始めました。しばらくこの時間を楽しみます。

朝食はインスタントのコンソメスープにパックライスとベーコンを入れた洋風雑炊で軽く済ませ、再びコーヒーを飲んでから撤収に入りました。

コーヒーセット

 朝は5時に目を覚ましました。5時半にシュラフから抜け出し、テントの前幕を上げます。予報に反して雲が重い感じですが、西の空は明るく雨の心配はなさそうです。鳥の声を聞きながらまずはモーニングコーヒーを楽しんでいると雲が切れ朝陽も当り始めました。しばらくこの時間を楽しみます。

朝食はインスタントのコンソメスープにパックライスとベーコンを入れた洋風雑炊で軽く済ませ、再びコーヒーを飲んでから撤収に入りました。

私は遅くまで陽が当たる西向きよりも朝陽が当たる東向きのサイトが好きです。降りた朝露が陽を受けてキラキラときれいですし、コーヒーを飲んだり朝食を食べているうちにテントの外についた夜露を払ったり乾かすこともできますし、前幕の上でシュラフも干せます。パップテントは風が通って内側の結露も乾きやすく、床裏も乾かさなくて良いのが利点です。

1時間ほどで撤収準備完了、釣り宿に声をかけて8時50分、帰路に着きました。この日は5月の最終日曜、6月から9月までは禁漁なので次に来るのは10月以降、紅葉の季節で楽しみです。

次は大漁でありますように。静かな夜でありますように。